女神の名をもつ街、アマルフィでかけがえのない愛を誓う

ギリシア神話の妖精が眠る場所。その響きだけでうっとりとしてしまいます。

ここアマルフィは、イタリアの南西部に位置するカンパニア州の都市。「アマルフィ」とは、ギリシア神話に登場する妖精の名前です。アマルフィは、英雄ヘラクレスの恋人でした。

2人はとても仲睦まじく暮らしていましたが、ある日突然アマルフィの死によって幸せな日々は終わりを告げます。深く嘆き悲しんだヘラクレスは、世界一美しい海岸を見つけ、そこへ彼女を葬ります。そこへ街が開かれ、現在のアマルフィが誕生した、という伝説が残っている街なのです。


現在ではその美しさから世界遺産にも登録されており、1年中観光客が絶えません。岩壁に沿って作られた色彩豊かな家が並び、南イタリアの温暖な気候によってレモンとブドウが身をつけ、街の風景に彩りを添えています。

なかでも有名なのは、映画『アマルフィ 女神の報酬』にも登場したホテル「サンタカテリーナ」。白い壁で作られた建物は、絢爛華麗な豪華さよりもシンプルで繊細で洗練された美しさを好む彼女にはぴったりです。

ホテルのレストランは、どこまでも広がる地中海を望む絶景が自慢。夕暮れには海と空が混ざり合い、すべてが深いブルーに包まれ神秘的な光景を生み出します。

そういえば英雄ヘラクレスは、人間として産まれながら不死の神々の一員になれた存在としても知られてます。いわば人類最強と謳われた彼でも、恋人の死は避けられない悲劇でした。

せめて彼女の魂が安らかであるように、人々がいつまでも彼女のことを忘れないように、祈りを込めて生まれた街がアマルフィです。

そんな街を一緒に訪れたパートナーへ、あなたはそこまでの愛を誓えるでしょうか? 迷わずイエスと答えられるなら、もう迷うことはありません。

(文・伊藤七ゑ)


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