真実の愛を叫びたいなら、アジア最高のホテルはいかが?

日本では映画『サヨナライツカ』でも知られるマンダリン・オリエンタル・バンコク。1887年にバンコク初の西洋風ホテルとして、バンコクの大使館街の中心に設立されて以来、“アジア最高のホテル”の名をほしいままにしてきた名門ホテルです。

特に有名なのがオリジナルの建物、「オーサーズ・ウイング」に位置する「オーサーズ・スイート」。20世紀に長期滞在し、執筆活動をしていたサマセット・モームやジョゼフ・コンラッド、ノエル・カワード、ジェームズ・ミッチナーの著名な作家4人の名前を冠しています。

客室数は「ガーデンウィング」、「リバーウィング」、「オーサーズ・ウィング」の3棟を合わせて403室。また部屋のほとんどがリバービューで、部屋の中からチャオプラヤー川の流れを楽しむことができます。

『サヨナライツカ』の舞台は、1970年代半ばのタイ・バンコク。若きビジネスマンの豊(西島秀俊)と謎の美女・沓子(中山美穂)。豊には日本に婚約者がいるものの、沓子(中山美穂)と出会い、2人は禁断の恋に落ちていきます…。しかし、ただの不倫映画と言うなかれ。「愛される」ことしか知らなかった沓子は、豊に出会って始めて「愛する」ことを知る。2人は愛し合いながらも結ばれることはなく、もちろん婚約者がいる豊からプロポーズをすることもない。でも、25年を経てもなお、お互いを想い続けた2人の愛が消えることは決してなかったのです。

沓子は自らに問います。「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。私はきっと愛したことを思い出す」。

もし豊が沓子にプロポーズをしていたら? どうなった? 2人は幸せになった? あまりにピュアな2人の愛を見ると、不倫なんてやめてプロポーズしてしまえ!(つまり婚約者と別れてしまえ)と思ってしまうのですが、誰かが喜べば誰かが傷つく。「愛」って改めて複雑で繊細なものなんだなあ、と切ない気分にならざるを得ません。

でも大丈夫! 真実の愛を叫びたくなったら、アジア屈指の伝統のホテル「マンダリン・オリエンタル・バンコク」へ。そして豊はプロポーズはできなかったけれど、「本物の愛」を貫いた2人のピュアな心にあやかって、このホテルを舞台にあなたの愛する人へプロポーズの言葉を贈ってみませんか? 

プロポーズの舞台は、もちろん沓子が泊まっていた「オーサーズ・スイート」のサマセット・モームで。

(文・狩野まりこ)


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