「女のすべて」を知りたければ、イタリア人に訊け!

映画『グレート・ブルー』はご存知ですか? 素潜りの世界記録に挑む2人のダイバー、ジャック・マイヨールとエンゾ・マヨルカの闘いと友情を描いた物語。そして海に生きる男ジャックを愛してしまった1人の女性の心の葛藤を描くはかなく切ない恋愛ロマンです。

そんな映画の舞台となったのが、イタリアはシチリア島の東岸にあるタオルミーナの「サン ドメニコ パレス ホテル」。回廊付きの15世紀の元修道院と1896年に追加されたグランドホテルウィングの2つの歴史的建造物から構成されています。そして、注目したいのはホテル併設のテラスレストラン。映画の中の重要なシーンとして登場します。まだ観てない方はぜひチェックしてみてください。海は目の前。見晴らしがすごく素晴らしいと評判のレストランです。

大会前、そんなおしゃれなテラスレストランでピアノを弾くエンゾに、ジャックが「女について教えてほしい」と語りかけます。イルカや海のことはなんでも知っているのに、女性についてはまったくわからないと、まるで中二坊のように真剣な眼差しで相談するジャック。そして、このときのエンゾのセリフがいかにもイタリア的で粋です。

「オレの家族はいつもケンカしているが、最後はいつも仲直りのキスさ。愛があるからお互い許しあえるんだ。独りじゃない。強い絆だ。それが愛だ。それが家族だ」

ジャックは、美しい海を愛して海に生きる男。恋人よりイルカのほうが大切なの?ってイラっとするほどの海男なんだけど、それでも女性って、そんな何かに命がけで夢中になっている男性に惹かれてしまうもの。

あなたはいま夢中になっていることありますか? もちろん「彼女に夢中!」って断言できれば、合格です! 海のことしか頭にないジャックは、恋人を哀しませてばかりでしたが、「彼女に夢中!」のあなたなら、きっと彼女を幸せにしてあげられることでしょう。

(文・狩野まりこ)


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