「愛の統計学」で2人が結婚する可能性を証明した、1人のオタクの物語

ロマンチックな言葉が思い浮かばない、派手なサプライズも気後れしてしまう…。だけど愛情だけは本物!

そんな奥手男子がお手本にしたい理論派なプロポーズを果たしたのが、スタンフォード大学でジャーナリズムを教えており編集者でもあるドレーク・マーティネット氏。

恋人であるステイシーさんにプロポーズすべくドレークさんが取った手段は、「2人が結ばれる確率」を証明したインフォグラフィック。

統計学的に、地球上にいる70億人の人口のうちドレークさんが出会うことができる人数は何人か。さらにそのなかから結婚相手になりうる人数を、性別、年齢、言語から割り出していきます。

ドレークさんは、

“僕の人生で出会い、話し、恋に落ちる可能性があった女性は合計134万人。”

“でも、君についてはさらにたくさんのことがいえる!”

と続けています。


“僕をずっと笑わせてくれる人=3%、身も心も美しい人=2%、こんなインフォグラフィックを作ってしまうオタクを愛してくれる人=6%、僕の人生に幸福をもたしてくれる人=1%”


“つまり、地球上で君のように完璧な女性は0.48人ということになってしまう”


ドレークさんの証明は、「君の完璧さは統計的に不可能だ」という論理的でありながら同時にとても情熱的な愛のメッセージだったのでした。

このインフォグラフィックは、「最後に論理的な質問です。僕と結婚してくれますか?」というプロポーズの言葉でしめくくられています。


相手のステイシーさんは、メディアを運営する企業の副社長でありマーケティング担当を務めているとのこと。日頃から予算管理やプランニングなど論理的な戦略が求められる彼女にもぴったりの「愛の証明」となったことでしょう。


映画のような愛の言葉やシチュエーションが苦手…という方は、このように自分の得意分野を生かしたプロポーズ戦略を立ててみるのはいかがでしょう?

プロポーズの方法は十人十色。自分にしかできないやり方でこそ、あなたの想いが彼女へ伝わるかもしれません。

(文・伊藤七ゑ)


【関連サイト】

Mashable [Stacy Green, Will You Marry Me?]


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