1日数分だけハートが浮かび上がる奇跡の橋

愛情や幸福の象徴であるハート形。

実は、中世の絵画にも愛情や尊敬の表現としてハートが描かれていたり、さらに古代エジプトの女性のミイラにハート型があしらわれていたりと、非常に古い歴史を持っているのです。なぜこの形になったかは諸説ありますが、心臓のディフォルメとして描かれたハートが、徐々に心臓がときめく「愛」という意味を持つようになったのではないかといわれています。

さて、本記事でご紹介したいのは1日数分しか見られないという奇跡のハート。

それは熊本県美里町に位置する二俣橋にあります。

二俣橋は、ふたつの川の合流点にかかる石橋で、2つの橋が直角に交わっており、「双子橋」とも呼ばれています。

奇跡の光景は、晴れた日の午前11時~12時頃。太陽の光が橋の下に差し込み、このようにくっきりとハートマークを写し出すのです。

ハートマークだけではなく、橋のたもとにはイチョウの大木がありカメラマンの撮影ポイントにもなるほど美しい風景。

恋人と一緒にこのハートが見られると幸せになれるといわれており、二俣橋は「恋人の聖地」にも認定されています。

条件が揃わないとなかなか見られないうえに、ハートが映し出されるのは1〜3月のあいだのみ。

バレンタインにホワイトデーなど恋人たちのイベントが続くこれからの時期に、ぜひ恋人との旅行で訪れたいオススメスポットです。


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