1年分のプロポーズを彼女の誕生日に贈る

彼女が滞在するホテルの部屋に、バースデイメッセージが書かれたホワイトボードを持った女性が訪れます。

喜びつつも彼女は困惑気味。そしてボードには、「ロビーに来て欲しい」と書かれおり、ロビーにいくと別の男性が「バーに来て」というボードを持っています。そんなことを繰り返しながら、連れてこられたのはホテルのそばにあるビーチ。

そこで「この動画を見て」とタブレットを手渡されます。

すでに何か起こりそうなムードでいっぱいのなか、動画を再生すると彼の姿が。そのメッセージには1年前の彼の姿と交互に映し出され、こう言います。

「ジェニファー、誕生日おめでとう。君は、どれほど僕が君を愛しているか分からないと思う。だから、僕がどれだけ君のことを愛しているか伝えるために、これから毎日君への愛を誓うことを決めた!365日、君にプロポーズの言葉を送るよ」といいつつ、1年前の彼女の誕生日の様子が映し出されます。

そして、動画のなかの彼は「それじゃあカウントダウン開始!」と365日分のプロポーズの様子をスタートさせます。

食事中やシャワー中、クルマのドライブ中や仕事中などあらゆるシチュエーションとともに「結婚してくれる?」と問いかける彼の姿。

ときには彼女がペットと戯れる姿や無防備な寝顔など、彼女への愛情が伝わるシーンも写し出されます。

そして見事365日分のメッセージが終わると「うしろを振り向いてみて」の文字が。

するとそこには、お馴染みのホワイトボードを持ってスーツ姿の彼が立っていました。

彼女が駆け寄ると、美しい夕陽をバックに膝を付いて、とうとう直接愛の言葉を伝えてのプロポーズ。

365日欠かさず続けた撮影に、最高のタイミングでビーチへ連れ出してきた手際といい、かなり労力をかけたプロポーズだったといえるでしょう。

動画の彼は終始とても幸せそうですが、メッセージを撮り続けた1年間、ときには喧嘩をしたりお互いに疲れていた日もあったことでしょう。しかしそれを乗り越えたことで、彼の優しい人柄と彼女への深い愛が伝わる一幕となりました。アイデアと根気がカギとなったプロポーズでしたね。


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男が仕切る記念日

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