映画『ハングオーバー!!』が「プーレイベイ」を楽園として選んだ理由

大ヒット映画『ハングオーバー!!』の舞台となった「プーレイベイ・リッツカールトン・リザーブ」。撮影ロケとしてほぼ1か月を費やしたことからも、このホテルが作品の中でとても重要な意味を持つことが想像できます。

ラスベガスが舞台だった『ハングオーバー!』から一転、なぜ遠く離れた異国タイのリゾートホテルに舞台は移ったのでしょうか? プーレイベイがウェディングの式場としても人気が高いこともありますが、それ以上にプーレイベイが“非日常”を演出するリゾートホテルだからに違いありません。

映画は、プーレイベイでの華やかな結婚式場と、絶体絶命のピンチに巻き込まれたバンコクの高層ビルの屋上のシーンが交互に映し出されるシーンで始まります。それはまさに天国と地獄のコントラスト。その天国の象徴として描かれたのがプーレイベイなのです。都会の喧騒から逃れた楽園から、一夜明けたら大都会バンコクでのトラブルの連続。このギャップを演出するのに、もっとも相応しいのがプーレイベイだったに違いありません。

プーレイベイは2010年、リッツ・カールトンが最高峰となる「リザーブ」ブランドを冠してオープンしたリゾートホテルです。タイ人デザイナーにより、タイの伝統様式や古典絵を取り入れながらも、従来の常識にとらわれない斬新な発想が他にはない特別なリゾートを作り上げています。また毎週土曜日には子象がビーチに現れ、戯れることができるそう。

広々とした敷地の中に、ゲストルームはわずかに54室。最少でも占有面積が約110㎡と贅沢なゆとりを持ち、大きなベッドに大きなバスタブ。2人で泊まってももったいない、と思うほどの広さ。美しいアラビアン系のデザインやランプといったエスニック調も融合した楽園を演出しています。

タイは大自然を背景とするスパ・リゾートの国として世界中から注目され、ホテルの進出が続きますが、アンダマン海を望むクラビの地は、まだまだ手付かずの自然林が多く残ります。そんな地にあってプーレイベイは、ロマンスを演出する“火”、清めの場としての“水”、沈思黙考の場としての“空”、配慮の行き届いた機能を備えた“地”の4つの自然要素をテーマに作られています。

「火」「水」「空」「地」。あなたはプロポーズをするとしたら、どの自然を選びますか? あるいは子象の力を借りてプロポーズしてみますか?

(文・狩野まりこ)


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